ダイエット豆知識
健康診断前ダイエットは1ヵ月前にスタートすれば間に合う!
ダイエット健康管理のため、年に1回は必ず健康診断を受ける方も多いことでしょう。「もうそんな時期か」とのんびり構える方もいれば、「なんとかしなくては…」と頭を抱えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
健康診断では、日頃の不摂生が丸分かりになってしまいます!
特に去年の結果で「体重を減らしましょう」「中性脂肪の数値を下げましょう」などの忠告を受けてしまった方は、今年はなんとしてもよい結果を出さなくては!と躍起になっているのでは?
とはいっても健康診断までの期間は残りわずか…。焦ってもなにも変わらないと思っているのなら、実は大間違いかも。なんと健康診断前のダイエットは、1ヵ月前から集中して行うだけでも成果を得ることが可能なんです。
今回は短期間でダイエットしたいときのおすすめの方法や、具体的な食事内容の解説。何kg痩せるか目標を立て、それを達成すべく着実なステップを踏んでみましょう!
- 目次
- 健康診断の1ヵ月前におすすめのダイエット方法
- 1ヵ月より短い期間で行うダイエットはおすすめできません
- まとめ
健康診断の1ヵ月前におすすめのダイエット方法
1ヵ月間でダイエットを行う際にもっともおすすめの方法は、ずばり“置き換えダイエット”です。置き換えダイエットとは、1日3食のうちの1食を低カロリーな食事にすることで、1日の総摂取カロリーを抑えるというダイエット法となっています。
低カロリーな食事に置き換える際のポイントは、栄養素はバランスよくしっかり摂るようにすること。置き換える食事は自分で作ってもよいですが、手間だと感じる場合は市販されているダイエット食品を活用することも可能です。
現在は、ドラックストアでもさまざまなダイエット食品が販売されています。
・スムージー、青汁などのドリンクタイプ
・おからなどを使った低カロリーなクッキー、ビスケットなどのお菓子タイプ
・こんにゃく麺や玄米でできた雑炊などのミールタイプ
こういった食事を取り入れつつ、ウォーキングやストレッチといった軽い運動も行いながら、無理のない範囲で体重を落としていきましょう。
ちなみに人が1ヵ月で減らしてよい体重は、現在の体重の5%までとされています。50kgの方なら2.5kg、60kgの方なら3kgとなりますので、これ以上は無理に体重を減らさないように注意してくださいね。
なお、ときどき「痩せているのに中性脂肪の数値が高い」と悩む方もいらっしゃいます。中性脂肪は、食事の際に取りすぎた脂質と糖質によって生成されるものです。現在の食事でこれらの栄養素を摂りすぎていないか見直すことをおすすめします。
1ヵ月より短い期間で行うダイエットはおすすめできません
置き換えダイエットは成果を早く得られるダイエット方法ですが、長期的に継続することはおすすめできません。目安は1ヵ月、長く続けるにしても3ヵ月までとしましょう。
置き換えダイエットを行う中で、「3食とも低カロリーな食事をすればもっと痩せるのでは?」という考えに至るのはもっとも危険な状況です。人間の体には、カロリー不足になることで脂肪を蓄える性質があるため、反対に痩せにくい体になってしまいます。
体重も減らなければ、中性脂肪の数値もそのまま…。「あんなに苦しい思いをしてダイエットをしたのに1kgも体重が減らないなんて!」というショックから、ドカ食いをしてしまう可能性だって出てきます。こうなってしまうと本末転倒です。
健康的にダイエットをするためには、体と心の健康をキープすることが大前提であることを忘れないでくださいね。
まずは置き換えダイエットで体重を落とし、体が軽くなったら運動習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。置き換えダイエット終了後も食事の栄養バランスに気をつけながら運動を継続していれば、リバウンドもなくスリムな体型を維持することもできるでしょう。
まとめ
体脂肪を減らすと血液検査の結果がよくなります。高血圧にお悩みなら、リンパマッサージでリンパの流れをよくすることにより血行が改善し、血圧が安定することも。健康診断前に焦ることがないように、日頃から健康的な生活を心がけましょう。